温泉好きになったきっかけは、万座温泉だった
今日はちょっとだけ、仕事の話を横に置かせてください。
ケアマネの仕事は、やりがいが大きい分だけ、気持ちが重くなるときもあります。 そんなとき、わたしが頼りにしているのが温泉の一人旅です。
このブログでは月に一度くらいのペースで、わたしが実際に行ってよかった温泉の話をしていこうと思っています。初回は、そもそも温泉好きになったきっかけの場所、群馬県の万座温泉です。
万座温泉との出会い
万座温泉は、群馬県の嬬恋村(つまごいむら)、標高約1800メートルの高原にあります。 冬は雪深く、夏は涼しく、どの季節に行っても景色がまるで違う場所です。
わたしが初めて行ったのは、仕事がひと段落したタイミングで「とにかくどこか遠くへ行きたい」と思ったとき。地図を眺めていたら「なんだここ」と気になって、深く考えずに予約したのが最初でした。
硫黄成分が日本一、とはどういうこと?
万座温泉のお湯は、乳白色または淡い黄緑色をしています。 硫黄の濃度が高い泉質で、1リットルあたりの硫黄含有量が日本トップクラスとされています(温泉分析書による数値はお宿や時期によって多少違います)。
あのツンとした硫黄のにおいが苦手な方もいますが、わたしはあの香りを嗅いだ瞬間に「来たな」という気持ちになって、毎回すとんと肩の力が抜けます。 そのにおいは帰ってからもしばらく続いて、服や髪にじわっと残る。それがまた、「ちゃんと温泉に行ったな」という余韻になるんですよね。
硫黄泉は古くから「皮膚に良い」「末梢の血行を促す」などと言われており、環境省が定める泉質別適応症では慢性皮膚病や末梢循環障害などが挙げられています。
ただし、効能については個人差がありますし、持病がある方は入浴前に医師に相談するのが安心です。温泉はあくまで「気持ちいい」が出発点で十分だとわたしは思っています。
泊まったのは「万座プリンスホテル」と「日進館」
万座温泉には複数の宿があります。わたしはこれまでに万座プリンスホテルと日進館の両方に泊まったことがあります。
どちらも共通して言えるのが、露天風呂からの眺めが最高だということ。 山に囲まれた乳白色のお湯、目の前に広がる雄大な景色。冬に訪れれば雪見風呂も楽しめて、雪の白と湯けむりの白が交わる光景は、何度見ても飽きません。
万座プリンスホテル
スキーシーズンに訪れたこともあり、リゾートらしい開放感がありました。 お風呂の種類が多く、内湯・露天ともに充実しています。大きな露天風呂から見る雪景色は、今でも忘れられません。食事もしっかりしていて、一人でも気兼ねなく過ごせました。
日進館
こちらは昔ながらの湯治宿の雰囲気があり、温泉好きには刺さる宿です。 建物はコンパクトですが、お湯の濃さと雰囲気がいい。長逗留(ちょうとうりゅう)のお客さんも多い印象で、ゆっくりお湯を楽しみたい方に向いていると感じました。露天からの景色も、日進館ならではの静けさがあって好きです。
どちらも甲乙つけがたく、気分や目的によって使い分けたいな、と思っています。
軽井沢駅から万座温泉への送迎バスは、主要な宿が運行していることが多いです(季節・宿によって運行状況が変わるため、予約時に各施設へご確認ください)。電車で軽井沢まで来られる方にとって、この送迎バスはかなりありがたい存在です。
一人旅の温泉が、わたしには合っている
介護の仕事をしていると、常に誰かのことを考えています。 それ自体は好きでやっていることなのですが、脳みそを「ゼロ」にする時間もないと、じわじわ削れていく感覚があります。
一人旅の温泉は、その「ゼロ」にする時間をくれます。 誰かに合わせなくていい。スケジュールを調整しなくていい。ただ湯に浸かって、ぼんやりして、おいしいものを食べて眠る。
万座温泉はそれをくれた最初の場所で、だからずっと特別な場所です。
まとめ
「ほっとひと息」シリーズは、月に一度くらいのペースで温泉や旅の話を書いていく予定です。 次はどこの温泉にしようかな、とちょっと楽しみにしています。
介護で疲れたとき、あるいはただただゆっくりしたいとき。 温泉という選択肢が、誰かの背中を少しだけ押せたら嬉しいです。
温泉の効能・泉質に関する情報は一般的な目安です。持病がある方や体調に不安のある方は、入浴前にかかりつけ医にご相談ください。
現役のケアマネジャー(主任介護支援専門員)。在宅介護の家族に「ちょっと隣にいる人」がいたらいいなと思ってこのブログを始めました。猫のこまりとお届け中。
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