こまり日記

そだちにそだったこまり。3.8キロになった日のこと

そだちにそだったこまり。3.8キロになった日のこと

今日、こまりの体重を測りました。3.8キロ。

大きくなったなあ——と思ったあとで、少しだけ、うっとなりました。


こまり
こまり
え、なんで黙るの。おっきくなったの、いいことじゃないの?
とも
とも
うん、いいことなんだけどね。ちょっとだけ、話がある。

小さかった頃のこまり

こまりがうちに来たばかりの頃は、本当に軽かったんです。

体もふわふわで、どこに行くにも走って、跳んで、ぴょんぴょんと動き回っていました。特に覚えているのが、部屋においていたパーテーションをよじ登ったときのこと。するする、と登っていくこまりを見て、初めての時はヒヤヒヤしました。落ちないか、って。

でも落ちません。まあ落ちません。むしろ満足そうに上で座っていて、こちらがハラハラするばかり。

それから、羽のおもちゃを追いかけていたときの映像があります。

小さい体で全力で走って、飛びついて、はずして、また走って。

今見ると、あのころの軽やかさに、びっくりします。同じ猫?というくらい。


今のこまり

ベッドの上でおなかを見せて寝転がるこまり

3.8キロ。

ベッドのうえに、堂々と仰向けで伸びています。

遊び方も変わりました。以前は全力で走り回っていたのに、今は寝転がったまま、手だけ動かしておもちゃで遊ぶこともあります。おもちゃが目の前に来たときだけ、ちょいちょいと手を出して、走りも起きもしないまま。そんなときがあります。

「寝転がって、手だけ動かしておもちゃで遊んだりするんだよね」と思う一方で、あんなに走り回っていたあの子と同じ猫なのか、という気持ちもあります。

これはこれで愛嬌があって、かわいいです。かわいいのですが——。

こまり
こまり
省エネって言いたいの。
とも
とも
そう、省エネ。最高に省エネになった。

でも、先生からは「3キロキープ」と言われている

うれしいのはうれしいです。でも、動物病院の先生からは3キロキープと言われていました

言われたのは半年前、1歳になる前の避妊手術のときです。そのころは、まだ3キロ弱でした。

そのとき先生には、避妊手術のあとは食欲が止まらなくなることがある、とも言われていました。そして実際、その通りになりました。

じつは、うちに来たばかりの頃は逆でした。おなかに寄生虫がいて、ずっと下痢をしていて、なかなか体重が増えない。ごはんを食べなくなることもあって、あのころは「増えないこと」を心配していました。

だから3.8キロという数字を、まるごと悪いこととは思っていません。あの頃を思えば、よく育ってくれたな、とも思います。

ただ、先生に言われた目安を0.8キロ超えているのも、事実です。

それから、マンチカンについて、もうひとつ気になっていることがあります。うちに迎えるときにペットショップで聞いた話なのですが、マンチカンは骨が弱い子がいると聞きました。脚が短い分、体に負担がかかりやすい子もいる、と。

これが全てのマンチカンに当てはまるわけではありませんし、こまり自身がそうだと診断されているわけでもありません。ただ、「だから体重は管理してあげてね」という話をペットショップの方にされたことは、ずっと頭にあります。

大きくなったのを、手放しで喜べないのは、そのせいです。

こまりの歯のはなし。マンチカンと、治療しないという選択にも書きましたが、こまりのことを決めるときは、いつも「長く一緒にいるために何ができるか」が出発点になります。

こまり
こまり
じゃあ、わたしはもっと軽くならないといけないってこと?
とも
とも
先生に相談しながら、これ以上増やさないようにしていこうか、という話。急に痩せさせようとするのも、それはそれで体に負担だから。

いちばん難しいのが、おねだりに負けないこと

テーブルの下で寝転がり、こちらをじっと見上げるこまり

体重管理、と書くとなんだか大げさに聞こえますが、具体的にやっていることはシンプルです。ごはんとおやつは決められた量までにする。ただそれだけ。

でもこれが、難しいんです。

こまりは顔を見ると「にゃー」と鳴きます。目はまんまるで、黄金色で、まっすぐこちらを見ています。顔見てにゃーって鳴くから、つい上げたくなっちゃうけど我慢、というのが正直なところです。

我慢しているのは、こまりじゃなくて、こっちのほうです。

こまりはいつも通り鳴いているだけ。何か悪いことをしているわけでも、意地悪をしているわけでもありません。ただ、欲しいから鳴いています。それだけ。

それに負けないのが、思いのほかしんどいです。

こまり
こまり
もうちょっとくれてもいいと思うけど。
とも
とも
それが言えるうちは、元気な証拠。だから、ちゃんと守るよ。

甘やかさないことも、かわいがることのうち

3.8キロのこまりは、今日もベッドで堂々と寝ています。

小さくて軽やかだった頃とは違います。でも、どっしりとしたこの重さにも、愛着があります。持ち上げたときのずっしり感が、なんとなく好きです。

ただ、これ以上増やさないこと。かかりつけの先生の言葉を守ること。おねだりに負けないこと。

それが今、こまりのためにできることだと思っています。

甘やかさないことも、かわいがることのうちだ——と、自分に言い聞かせながら、今日もごはんの量を測っています。

長く一緒にいたいから。


こまり
こまり
つまり、おねだりしても無駄ってこと?
とも
とも
無駄ではないよ。かわいいとは思ってる。でも量は変えない。それが約束。
こまり
こまり
……まあ、いっか。

体重の目安や食事量は猫によって違います。心配なことがあれば、かかりつけの動物病院の先生に相談してみてください。わたしもこまりのことは、先生の言葉を軸に判断しています。


こまりを見ていると、ふっと力が抜ける瞬間があります。わたしはふだん介護の相談にのっている者ですが、こうして猫の話を書く日は、自分もひと息ついている気がします。気を張った日は、こまりに会いに寄ってみてください。

🐾
とも 現役・主任介護支援専門員

現役のケアマネジャー(主任介護支援専門員)。在宅介護の家族に「ちょっと隣にいる人」がいたらいいなと思ってこのブログを始めました。猫のこまりとお届け中。

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