うちの子、人間かと思ってた。こまりが「猫」に戻る4つの瞬間
名前を呼ぶと「にゃ」と返ってくる。こっちの話も分かってる気がする。 この子、ほんとは人間なんじゃないか——そう思う日がある。
でも、ときどき、こまりは急に「猫」に戻る。 今日は、そんな4つの瞬間の話をしようと思います。
人間みたいだと思う瞬間
「返事をする、言葉が通じてる感じがする」——これ、こまりと暮らし始めてから、ずっとそう思っている。
名前を呼べば「にゃ」と来る。「ごはんだよ」と言えばキッチンへ走る。「だめだよ」と言うと、ちらっとこちらを見て、やめる(やめないときもある)。
言葉が通じているのか、雰囲気を読んでいるのか、もはや分からない。 でも、「分かってる」としか思えない日がある。
猫と一緒に暮らした経験のある方なら、きっとうなずいてもらえると思う。 そういう不思議さが、猫沼にはまる入口なのかもしれない。
猫に戻る瞬間①:クラッキング(「カカカカッ」)
そんな「人間みたい」な日常に、ある日突然、完全に猫な音が聞こえてきた。
天井に小さい虫がとまっていた。こまりが上を見上げたまま、口を半開きにして——「カカカカッ」。
今までの猫はしたことがなかったので、生で初めて見れて感動した(笑)。 声に出して笑ってしまったくらい。なんだこれ、かわいすぎる、と。
「なんか変な声がする……大丈夫?」と思って調べた方、安心してください。 あれは、猫の狩り本能が顔を出している瞬間。珍しい子もいれば、よくする子もいる。 体調の問題ではなく、猫らしさが全開になった瞬間です。
▼ こまりのクラッキング、実際の音はこちら
猫に戻る瞬間②:ふみふみ(しかも、ぎこちない)
こまりのふみふみは、ぎこちない。
毛布の上で、前足をかわるがわる、もにゅ、もにゅ、と踏む。リズムが一定じゃない。「見よう見まね?」と思うくらい、なんとなくの動きで。
ふみふみは、すべての猫がするわけではない。 「うちの子はしない」も、まったく普通。する子・しない子がいるだけ。 「うちの子はしないんですが、大丈夫ですか?」という心配は、しなくて大丈夫です。
するなら「安心してるんだな」、しないなら「この子はしないタイプなんだ」、それだけ。 どちらも愛おしい。
▼ こまりのふみふみ動画、ぎこちなさも見てほしい
猫に戻る瞬間③:段ボールと空き袋に、入る
段ボールが届く。中身を出して、たたもうとした、そのとき。 もう入っている。
買い物から帰って、空になった袋を床に置く。しばらくして見たら、袋の中からしっぽだけ出ている。
誰も入れと言っていないのに、そこがいいらしい。
ふしぎなのは、ちゃんとしたベッドより、ただの段ボールのほうが好きなこと。 「せっかく買ったのに」と思うけれど、猫にとっては、ぴったり収まることのほうが大事らしい。
ひとつだけ。取っ手のついた袋は、首にかかってしまうことがあります。持ち手を切ってから床に置くと安心です。
▼ こまりが隠れてるとこ、見つかりました
猫に戻る瞬間④:物を落とす
机の上のものを、前足でスッと落とす。
しかも、こっちを見ながら落とす。手を伸ばして、じわじわ端まで押して、落ちるのを見届けて、また目が合う。 どう考えても、分かってやっている。
言葉が通じている気がするのに、目の前でこれをやる。 わたしにとっては、そこがいちばん「あ、猫だ」と思う瞬間です。
▼ こまりが物を落とす瞬間、撮れました
人間みたいでも、やっぱり猫。そのどっちもがかわいい
返事をして、話が通じて、目が合う。 でも、天井に小さい虫を見つければ「カカカカッ」。毛布の上でもにゅもにゅして、気づいたら段ボールの中に収まっている。
「この子、何者なんだろう」と思う。
でも、そのたびに、わたしの肩の力が少し抜ける。 考えすぎていたことも、どうでもよくなってくる。
こまりのことをもっと知りたい方は、猫を飼うメリット・デメリット3選。こまりが来てから変わったこともあわせて読んでみてください。「猫がいる暮らし」の変化を、もう少し正直に書いています。
まとめ
クラッキング、ふみふみ、箱や袋に入る、物を落とす。 どれも「異常」じゃなくて、猫らしさが出た瞬間。
「大丈夫かな」と心配して調べてたどり着いた方に、「大丈夫ですよ」と伝えたかった。 気になる様子がずっと続く場合は、かかりつけの動物病院に相談してみてください。それが一番安心できる答えだと思います。
今日は日曜日だから、難しい話はなしにしました。 わたしもふだんは介護の相談にのっていますが、こういう日は、こまりのことだけ考えていたい。
くたびれた日は、またここに猫を見に来てください。 こまりは、だいたい段ボールの中か、日当たりのいい窓際にいます。
現役のケアマネジャー(主任介護支援専門員)。在宅介護の家族に「ちょっと隣にいる人」がいたらいいなと思ってこのブログを始めました。猫のこまりとお届け中。
この人について →