こまり日記

うちの子、人間かと思ってた。こまりが「猫」に戻る4つの瞬間

うちの子、人間かと思ってた。こまりが「猫」に戻る4つの瞬間

名前を呼ぶと「にゃ」と返ってくる。こっちの話も分かってる気がする。 この子、ほんとは人間なんじゃないか——そう思う日がある。

でも、ときどき、こまりは急に「猫」に戻る。 今日は、そんな4つの瞬間の話をしようと思います。


とも
とも
こまり、今日はこまりの話をするよ。
こまり
こまり
わたしの話?やった。で、何の話?
とも
とも
たまに、こまりのこと「人間なんじゃないか」って思う話。
こまり
こまり
え?わたし、ずっと猫だよ?
とも
とも
そうなんだけどさ。たまに忘れそうになるんだよ。返事するし、話が通じてる気がするし。でも、ふとした瞬間に「あ、猫だ」ってなる。今日はその話。

人間みたいだと思う瞬間

「返事をする、言葉が通じてる感じがする」——これ、こまりと暮らし始めてから、ずっとそう思っている。

名前を呼べば「にゃ」と来る。「ごはんだよ」と言えばキッチンへ走る。「だめだよ」と言うと、ちらっとこちらを見て、やめる(やめないときもある)。

言葉が通じているのか、雰囲気を読んでいるのか、もはや分からない。 でも、「分かってる」としか思えない日がある。

猫と一緒に暮らした経験のある方なら、きっとうなずいてもらえると思う。 そういう不思議さが、猫沼にはまる入口なのかもしれない。


猫に戻る瞬間①:クラッキング(「カカカカッ」)

窓の外の鳥を見つめて口を開ける猫

そんな「人間みたい」な日常に、ある日突然、完全に猫な音が聞こえてきた。

天井に小さい虫がとまっていた。こまりが上を見上げたまま、口を半開きにして——「カカカカッ」。

今までの猫はしたことがなかったので、生で初めて見れて感動した(笑)。 声に出して笑ってしまったくらい。なんだこれ、かわいすぎる、と。

こまり
こまり
あの音、自分でもよく分からないんだよね。なんか、出てくる。
とも
とも
クラッキングって言うんだよ。狩りの本能と関係していると言われていて、虫や鳥みたいな、届きそうで届かないものを見つけたときに出る声。はっきりした理由はまだ分かっていなくて、もどかしさとも、獲物の声のまねとも言われているよ。心配して調べる人も多いけれど、体調のことではないから大丈夫。

「なんか変な声がする……大丈夫?」と思って調べた方、安心してください。 あれは、猫の狩り本能が顔を出している瞬間。珍しい子もいれば、よくする子もいる。 体調の問題ではなく、猫らしさが全開になった瞬間です。

▼ こまりのクラッキング、実際の音はこちら


猫に戻る瞬間②:ふみふみ(しかも、ぎこちない)

毛布の上でぎこちなくふみふみする猫

こまりのふみふみは、ぎこちない。

毛布の上で、前足をかわるがわる、もにゅ、もにゅ、と踏む。リズムが一定じゃない。「見よう見まね?」と思うくらい、なんとなくの動きで。

こまり
こまり
ふみふみ……してるとき、気持ちいいんだよね。なんでかは分からないけど。
とも
とも
子猫のころ、お母さんのお腹をふみふみしてお乳を出す動きの名残、と言われているよ。安心してるサインだから、見ていてほっこりする。

ふみふみは、すべての猫がするわけではない。 「うちの子はしない」も、まったく普通。する子・しない子がいるだけ。 「うちの子はしないんですが、大丈夫ですか?」という心配は、しなくて大丈夫です。

するなら「安心してるんだな」、しないなら「この子はしないタイプなんだ」、それだけ。 どちらも愛おしい。

▼ こまりのふみふみ動画、ぎこちなさも見てほしい


猫に戻る瞬間③:段ボールと空き袋に、入る

段ボールが届く。中身を出して、たたもうとした、そのとき。 もう入っている。

買い物から帰って、空になった袋を床に置く。しばらくして見たら、袋の中からしっぽだけ出ている。

誰も入れと言っていないのに、そこがいいらしい。

こまり
こまり
狭いとこ、落ち着くんだよ。まわりが囲まれてると、なんか安心する。
とも
とも
猫は本来、狭くて囲まれた場所を好む動物だからね。身を隠せて、体温も逃げにくい。だから箱や袋を見つけると、つい入ってしまうみたい。

ふしぎなのは、ちゃんとしたベッドより、ただの段ボールのほうが好きなこと。 「せっかく買ったのに」と思うけれど、猫にとっては、ぴったり収まることのほうが大事らしい。

ひとつだけ。取っ手のついた袋は、首にかかってしまうことがあります。持ち手を切ってから床に置くと安心です。

▼ こまりが隠れてるとこ、見つかりました


猫に戻る瞬間④:物を落とす

机の上のものを、前足でスッと落とす。

しかも、こっちを見ながら落とす。手を伸ばして、じわじわ端まで押して、落ちるのを見届けて、また目が合う。 どう考えても、分かってやっている。

とも
とも
こまり、それ落とすとこっちが拾うんだよ。
こまり
こまり
うん、知ってる。
とも
とも
知っててやってるの!?

言葉が通じている気がするのに、目の前でこれをやる。 わたしにとっては、そこがいちばん「あ、猫だ」と思う瞬間です。

▼ こまりが物を落とす瞬間、撮れました


人間みたいでも、やっぱり猫。そのどっちもがかわいい

返事をして、話が通じて、目が合う。 でも、天井に小さい虫を見つければ「カカカカッ」。毛布の上でもにゅもにゅして、気づいたら段ボールの中に収まっている。

「この子、何者なんだろう」と思う。

でも、そのたびに、わたしの肩の力が少し抜ける。 考えすぎていたことも、どうでもよくなってくる。

こまりのことをもっと知りたい方は、猫を飼うメリット・デメリット3選。こまりが来てから変わったこともあわせて読んでみてください。「猫がいる暮らし」の変化を、もう少し正直に書いています。


まとめ

こまり
こまり
つまり——クラッキングは大丈夫、ふみふみはしない子もいる、箱に入るのも本能、物を落とすのも猫。全部ひっくるめて「猫」ってこと?
とも
とも
そう。心配しなくていい、って伝えたかっただけかもしれない。「うちの子もこれある」って、ちょっと笑ってもらえたら十分。

クラッキング、ふみふみ、箱や袋に入る、物を落とす。 どれも「異常」じゃなくて、猫らしさが出た瞬間。

「大丈夫かな」と心配して調べてたどり着いた方に、「大丈夫ですよ」と伝えたかった。 気になる様子がずっと続く場合は、かかりつけの動物病院に相談してみてください。それが一番安心できる答えだと思います。


今日は日曜日だから、難しい話はなしにしました。 わたしもふだんは介護の相談にのっていますが、こういう日は、こまりのことだけ考えていたい。

くたびれた日は、またここに猫を見に来てください。 こまりは、だいたい段ボールの中か、日当たりのいい窓際にいます。

🐾
とも 現役・主任介護支援専門員

現役のケアマネジャー(主任介護支援専門員)。在宅介護の家族に「ちょっと隣にいる人」がいたらいいなと思ってこのブログを始めました。猫のこまりとお届け中。

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